グラインドコア、ブルータルデスと聴いてきてブラックメタルにも興味を持ち始めEMPERORを聴こうと思うに至りました。
聴いていくに当たってどのアルバムから聴こうか?と思っていたらちょうどベストがあるということのなので速攻このCDを買いに走りました。
聴いてみて久々に「格が違う」と衝撃を受けました。
曖昧な物言いですがメロディセンス、技術力、音楽にかける情熱、それぞれが超高純度で結晶化しています。
小説や映画を見た時のようにEMPERORの放つ音楽に「浸る」事ができるのです。
高音圧で暴れまわるこのタイプの音楽ではなかなか味わう事のできない芸術性です。いったいIhsahneの頭の中では何が描かれているのでしょうか?間奏の部分でも目を瞑れば情景が目に浮かぶような感覚です。
このアルバムを聴いたら他のすべてのアルバムも聴いてみたくなると思います。
大体のアルバムで穴のないようにしてある選曲もままGOODです。他のアルバムを知らないので文句のつけようがないのですが・・・
Disc2は上にも語られている通りなので省きます。
そういった意味で入門に最適なベストであると思いました。
ただ暴虐であるだけではない非凡な芸術をいち早く知る事ができるでしょう。
何故か自分はEMPERORをはじめて聴いた時YESを思い出しました・・・。