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Can't Turn It Off / Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON (火薬バカ一代)
Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON (火薬バカ一代)
MacArthur Park / A Tramp Shining / RICHARD HARRIS (火薬バカ一代)
A Tramp Shining / RICHARD HARRIS (火薬バカ一代)
Lifeline / True / SPANDAU BALLET (HIGASHI)
Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Sing for the Song / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
No Good at All / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Baby, Please / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
I'll Be the One / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
It's Over / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Perfection / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Sometimes / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Sweet Tuesday Morning / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Suitcase / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
I'd Die Babe / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Flying / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
Money / Straight Up / BADFINGER (MK-OVERDRIVE)
A Matter of Trust / The Bridge / BILLY JOEL (MK-OVERDRIVE)
Some Other Time / I Robot / THE ALAN PARSONS PROJECT (デルモンテ古呉)


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Can't Turn It Off / Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON
マーク・マンゴールドが煌びやかに奏でるKeyのイントロだけで掴みはOK。
マイケル・ボルトンのエモいVoと哀愁のメロディを乗せて
力強く跳ねる曲調にはHRのエッジも効いていて
こりゃ確かにアルバムのハイライト・ナンバーに推したくなるカッコ良さ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-13 23:46:03)


Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON

マイケル・ボルトンがニール・カーノンを共同プロデューサーに迎えてレコーディングを行い、'85年に発表した2枚目のソロ・アルバム(ボロティン時代も含めると4作目)。
当時のレコード会社が付けた《ひとりメタル》なるキャッチコピーや、邦題『クレイジー・ガイ』等からは若気の至り感が漂ってきますし、ヒット・シングルに恵まれなかったどころか、ビルボード・チャートにランクインすることすら叶わなかったコケ具合も手伝ってか、彼のカタログの中にあってほぼ黙殺に近い扱いを受けがちな不遇っぷりではありますが、例えセールス的に失敗しようとも、それと内容の素晴らしさとは無関係。煌びやかなシンセ、哀愁のメロディ、キャッチーなコーラス・ワーク、分厚いハーモニーをふんだんに纏ったメロハー・サウンドは、「これをなかったことにするなんて勿体なさ過ぎる!」と握り拳振り上げたくなる、同時期のJOURNEYを彷彿とさせる充実度の高さを誇っています。
キャッチコピーほどメタリックではないものの、盟友ブルース・キューリック(G)、曲作りでも貢献するマーク・マンゴールド(Key)、元MSGのデニス・フェルドマン(B)という参加メンバーの顔触れ(Dsは打ち込み)が物語る通り、奏でられるサウンドには前作同様ロックのエッジがぴりりと効かされ、何よりマイケルのソウルフルなVoはこの時点で既に絶品の域。ハジけるようにアルバムの開幕を告げる①、本編中最もHR風味が色濃い③、思いっきり売れ線の(売れなかったけど)バラード④、ランディ・グッドラム提供のポップな⑥辺りは、優れた曲と上手い歌の組み合わせの妙が堪能できる名曲に仕上がっていますよ。
長らく廃盤状態が続いておりますので、再評価の機会を得るためにもぼちぼちリイシューをお願いしたいところなのですが…。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-12 23:54:33)


MacArthur Park / A Tramp Shining / RICHARD HARRIS
リチャード・ハリスの暖かみに溢れた歌声と、哀愁に満ちたメロディ、
7分の長尺をまるで感じさせないドラマティックな曲展開(中盤の
テンポアップするパートは毎度胸躍ります)が、元祖プログレッシブ・ロック的な
感動も呼び起こす不朽の名曲。様々なアーティストによってカヴァーされてきましたが
やはりこのバージョンは実家のような安心感をもたらしてくれますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-12 00:34:03)


A Tramp Shining / RICHARD HARRIS

故リチャード・ハリスの代表作といったら『ハリー・ポッター』シリーズじゃなくて、まず『ワイルド・ギース』であり、あるいは『殺し屋ハリー/華麗なる挑戦』や『ジャガーノート』でしょ!と飲み屋でクダ巻いては鬱陶しがられる今日この頃。70年代英国製アクション映画の顔でもあった御大はシンガーとしての活躍でも知られており、本作はジミー・ウェッブ&レッキング・クルーの全面協力を得て制作、'68年に発表した1stアルバムとなります。
基本は、ビッグ・バンドを従えたリチャード・ハリスが朗々と歌い上げる殆どフランク・シナトラの世界みたいなボーカル・アルバムなのですが、本作を今もって特別な作品足らしめているのが英米において大ヒットを記録、後に様々なアーティストによってカヴァーされることとなる名曲“MACARTHUR PARK”の存在。クラシカルなチェンバロや、シンフォニックなアレンジを施してドラマティックに展開される7分後超えのこの大作に加え、本編各所にプレリュード/インターリュード/ポストリュードを仕込み、曲単位ではなくアルバム全体の流れにも気を配った構成等からは、70年代に隆盛を極めるプログレッシブ・ロックの先駆け的風情も漂ってくるも仕上がりとなっています。
全体としてロック色はそこまで強くなくとも、軽快に躍動する③、女性スキャットをフィーチュアしてRENAISSANCE辺りに通じる魅力を放つ⑧辺りを筆頭に、哀愁のメロディをダンディに歌い上げる、俳優業の片手間仕事とは一線を画すリチャード・ハリスの包容力に満ちた歌声にうっとりしてたら、アルバム1枚聴き終えるのなんてあっという間ですよ。
出来れば2nd『THE YARD WENT ON FOREVER...』の国内盤CD化も是非お願いしたいところであります。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-11 01:49:30)


Lifeline / True / SPANDAU BALLET
コーラスの耳障りがいい♪
名曲ではないが、いい曲です。

HIGASHI ★★ (2025-02-02 11:58:25)


Straight Up / BADFINGER

1971年12月米国で、翌'72年2月母国英国でリリースとなったBADFINGER名義では3rd、IVEYS時代から通算して4thとなるオリジナルアルバムです。USチャート最高位は前作より落としたものの31位と十分ヒット。プロデュースは途中降板のGEOFF EMERICK、GEORGE HARRISON、相性の悪いTODD RUNDGRENとコロコロ変わって最終的に5.~7.・9.がGEORGE、1.~4.・8.・10.~12.がTODD、2010年再発盤における前作"No Dice"の1992年盤で初出の"I'll Be the One"を含む未発表曲4曲がGEOFFプロデュースでレコーディングされたとのこと。私にとって初BADFINGERが"Know One Knows"で次が"Day after Day"なので本作も早くに聴いてたかと思いきや、手許にあるのは1993年再発盤。つまり2010年再発盤収録の未発表曲のうち3曲は最近初めて聴いたものです。さて本作はそうした未発表曲やボートラ抜きにしても捨て曲なしの、むしろ全曲名曲と言える最高傑作。メンバーショットのジャケも最初はシンプルすぎるなと思いましたが今見るとカッコいいですね。BADFINGERの全盛期そして平和だった時代最後の作品ということでバンドの本質を知るには打って付けの作品です。私も彼らのオリジナルアルバムは前作と本作に"Wish You Were Here"しか所有していません。建前はこの3作だけでお腹一杯になりますから、本音はやっぱり根がアメリカン好きですから。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-02-02 09:26:19)


Sing for the Song / Straight Up / BADFINGER
ぶっちゃけ"Money"なんぞよりこっちを採用して欲しかった、本作の未発表曲4曲目。2010年盤のラスト18.に収録されたTOM EVANSによるアンセムです。個人的にMyPageでタイトルにmusic、sing、songの付く曲を時系列順に羅列してありますが、当時から正式に発表されていれば間違いなくそのリストに入っていたでしょう。そんな私が認めるジャンル不問の名曲です。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-30 01:59:36)


No Good at All / Straight Up / BADFINGER
2010年再発盤トラック17.に収録のコンパクトなTOM EVANS作品。音像は同時期のT. REXで歌詞は翌年のLOGGINS AND MESSINA"Your Mama Don't Dance"に通じるものがありますが当時は未発表ですから偶然でしょう。全然"no good"じゃなくてこういう楽しい曲は問答無用で"いいね"ですよ。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-29 01:30:01)


Baby, Please / Straight Up / BADFINGER
2010年再発盤のトラック16.に収録されたもう一つのメンバー4人名義によるゴキゲンなパワーポップになります。"Name of the Game"をシャッフル調ハードポップに変えたみたいな使い回し感はありますが、歌詞はbawdy clawdyなんて卑俗なワードも入った全く別物。全体にコミカルな雰囲気でこれまた技術的に可能なら本編に入れて欲しかった1曲です。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-28 01:10:15)


I'll Be the One / Straight Up / BADFINGER
初出は前作"No Dice"の1992年再発盤で本作でも2010年再発盤のトラック13.に収録されたメンバー4人のクレジットになるボーナストラック。ヴォーカルのハモりが微笑ましい、とても穏やかポップなラヴソングです。Number oneかonly oneかそれともone of themか、どう解釈するか或いは自身がどれになれるかはあなた次第。こういう雰囲気の良い曲が本編から落とされたのが不思議ですよ。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-25 08:59:15)


It's Over / Straight Up / BADFINGER
本作ではイマイチ突出した曲が無かったTOM EVANSがラストに名バラードを演ってくれました。歌詞は大仕事を成し遂げ任務を果たして満足のうちに去っていく内容で、別に彼がバンドを去る訳ではありませんが他はまさにこの曲のトム自身ですね。大袈裟なまでにコーラスが入ったアレンジがスケールを感じさせます。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-24 08:22:49)


Perfection / Straight Up / BADFINGER
PETE HAM作のアコースティカルなミディアムスローナンバーです。"No Matter What"や"Baby Blue"に共通するピートらしい安心・安定のメロディに、歌詞は実直な愛と平和祈願の歌となっています。"争うな、傷付けるな、話せばわかる"といったところでしょうか、そういう"完璧な"問題解決がなかなか出来ないのが人間なのですが…。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-23 08:33:15)


Sometimes / Straight Up / BADFINGER
も一つ完成度の高いJOEY MOLLAND単独作のパワーポップなロックンロール。一聴してわかる通り兄貴分のBEATLESに寄せた作風でJOEYの歌唱もPAULみたいに聞こえますね。或いはアメリカに飛んでMONKEESのデビュー曲にも? 歌詞は悲しみや苦痛は明日には消えるさといったポジティヴなものです。PETEやTOMにはないセンスで音楽の幅を広げています。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-22 01:41:26)


Sweet Tuesday Morning / Straight Up / BADFINGER
美メロが印象に残るJOEY作のアコースティックな名曲。動画ではTOMそれにPETEまでアコギを弾いていて完全にフォークロックですね。イケメンのJOEYは絵になりますなぁ。歌詞も一見ただのラヴソングのようで実は?な感じです。UK盤と日本盤シングル"Day after Day"のB面曲-US盤では"Suitcase"-でした。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-21 08:32:18)


Suitcase / Straight Up / BADFINGER
ライヴツアーで多忙な様子を歌ったと思われるJOEY MOLLAND作のミディアムスローなロックンロール。韻を踏んだ歌詞とブルージーなメロディが癖になりますね。本人にとっても大切な曲なのでしょう、2020年には米ギタリストSONNY LANDRETHをフィーチャーした新ヴァージョンが出ているというからこちらもいずれ。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-17 08:03:11)


I'd Die Babe / Straight Up / BADFINGER
TOMとの共作を含めて本作では5曲を作曲しているJOEY MOLLANDの単独作になる、哀愁キャッチーなアダルト指向のパワーポップです。弾き過ぎず控え目なギターが切ないですね。ちょいちょい出てくる暗示的なタイトルですが、この時点では想像だにできなかった筈ですから普通に解釈しましょう。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-16 07:52:54)


Flying / Straight Up / BADFINGER
TOMとJOEYの共作になる短いナンバー。アルバムタイトルの"straight up"な飛躍ではなく浮遊するようにサイケデリックな曲調は本作の1.~4.8.10.~12.をプロデュースしたTODD RUNDGRENの趣味でしょうか。こういう曲の存在がアルバム内でメリハリをつけています。シングル"Baby Blue"のB面曲でもありました。

MK-OVERDRIVE ★★ (2025-01-15 02:27:46)


Money / Straight Up / BADFINGER
TOM EVANSの作品でヴォーカルもTOMが担当。タイトルからお察しの通りその後バンドが巻き込まれるトラブルを暗示するような歌詞となっています。PETEの一件もTOMが実情を教えたのが直接の引き金でした。恐らく当時から感付いていたからこそ生々しい現実を歌った曲が出来たのでしょう。

MK-OVERDRIVE ★★ (2025-01-14 02:03:24)


A Matter of Trust / The Bridge / BILLY JOEL
1986年表題10thアルバムから2つ目、通算40thシングルで全米チャート10位に入ったギターオリエントのシンプルなミディアムスローナンバー。アルバムからして前作"An Innocent Man"から次作"Storm Front"への過渡期=文字通り架け橋とビリー自身が振り返っている通り、この曲も結婚し父親になったビリーが"信用""信頼"という真面目なテーマについて饒舌に語る内容となっています。曲のカッコよさと併せて歌詞もじっくりお楽しみあれ。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-12-20 22:11:59)


Some Other Time / I Robot / THE ALAN PARSONS PROJECT
繊細なイントロ、ヴォーカルパートを経てダイナミックな展開。もう少し長くても良かったのになぁ

デルモンテ古呉 ★★★ (2024-10-12 16:34:53)