8番目にはコレ。 この作品は以外と好きですね! 一転して、新しめの、大胆なへヴィメタルサウンドで勝負してきたキッス。 この作品を最後にエースが、完全に脱退してしまいました。 個人的には、エースは、渋くて古風な、良い意味で地味なサウンドが似合うと思う。 という事で、これはこれで良かったかな?とポジティヴに考える・・・。 また、自分はエリック・カーも好きと言う事もあり、最初のこの作品に思い入れがある。(エリックのペイントを最初見た時は笑ってしまった思い出もあり・・・笑) この作品は、ちょっと暗くて、重~くて、少しだるいサウンドではあるが、そこがまたカッコ良くもある。 勢いのあるオープニング曲「CREATURES OF THE NIGHT」なんかはお気に入り。Good! ノリの良い2曲目「SAINT AND SINNER」5曲目の「DANGER」もお気に入り。 バリバリのストレートなロックンロールナンバー「KILLER」や、ジーンのパワー溢れるボーカルが冴えるスローへヴィナンバー「WAR MACHINE」もなかなかカッコイイ。 また、ライブでもおなじみの、「I LOVE IT LOUD」、バラード「I STILL LOVE YOU」と名曲揃いです。 『アルバム』的には、どうなのか?分からんが、収録曲はイイもんばっかりですぜ! 全体的にちょっとダークな雰囲気が漂ってますが、まずまずの出来なので、気が向いたら買って聴いてみては?
メイク時代最後の作品、しかし中身はロックンロールからメタルへと完全に変貌を遂げており、既にこの時点でNOメイク時代への準備は完了しています。 「I LOVE IT LOUD」「I STILL LOVE YOU」はNOメイク時代にライブで必ずプレイされることになる代表曲だし、タイトル曲、それに「DANGER」「KILLER」「WAR MACHINE」の出来は素晴らしい。 ジャケットアートは2種類存在しますが、オリジナルバージョンの、メンバーがちゃんとメイクしてるやつがカッコイイですね。
ここに収録されているCreatures of the night, I love it loud, War machineはずっと前から知っていたが(いずれも私がとても好きな曲)、アルバムを通じて聞いたことはなかったので、つい数日前に買って聴いてみた。 LPでいうところのA面は、当時流行った明るいメタルという感じだけど、Creatures of the night以外は個人的にはいまいち。むしろB面が気に入った。I love it loud, War machineもいいけど、ポールの歌唱が光るI still love youもバラードの名曲だね。 A面は少々?だけど、トータルでは良い出来だと思う(さすがにDestroyerよりはずっと劣るけどね)。バンドがもっと人気あった頃にリリースされていたら、商業的にもはるかに成功していただろう(アルバムはゴールドディスクを獲得しているが、ビルボードで最高45位に留まったようだ)。