2000年5月29日、EMIよりリリースされた12thアルバム。
Blaze Bayleyは解雇され、1993年に脱退したヴォーカルのBruce Dickinson、1990年に脱退したギタリストのAdrian Smithが再び加入し、6人体制で制作された最初の作品である。
アルバムのタイトル曲とアートワークはAldous Huxleyの小説『Brave New World』(1931年)に因んでおり、アートワークはDerek RiggsとSteve Stoneが担当した。
全英7位、全米39位を記録した。
Recorded:Summer 1999 – April 2000, Guillaume Tell Studios, Paris
Producer:Kevin Shirley, Steve Harris
9. クーカイ
確かに長尺の曲が多く、疾走系の曲が少ない。しかし、飽きない。眠くならない。聴けば聴くほど味が出る。奥の深いアルバムです。
確かに欲を言うと①はちょっとインパクトが弱い。しかし、②以降本当に力の入った(主題が明確でアレンジが良く練られた)楽曲が続きます。個人的には②、⑤、⑦、⑨が気に入ってます。
印象としては『SOMEWHERE IN TIME』に似ているな(曲展開が複雑でプログレッシブ風の味付けもされているという意味で)と思いました。
ギターにエッジが戻ってきたのもグッド。『NO PRAYER FOR THE DYING』以降前作に至るまで、どうもギターの音がしょぼい様な気がしていたので。
ここ10年のメイデンの中で一番のおすすめ。
14. 1343
ブルース・ディッキンソンの復活作。サウンド的にはブレイズ・ベイリー時代の延長の叙情的でドラマティックなHM。
全体的に音像が似ているので冗長なイメージを与える部分はあるが、楽曲が粒ぞろいで捨て曲がなく、さすがの1枚。
87P
16. el
リアルタイムで見せられたと思う。
まず捨て曲が無い。っていうか名曲しかない。
あまりにも素晴らしい曲調のナンバーが連続で流れて来たので
発売当初、購入して聴いた時、初め何が起こったかよく判らなかった。
俺は何故このアルバムが賛否両論になってるかが判らないなぁ。
たぶん人それぞれメイデンに求めているものが違うのだろうから
別にそれはそれでしょうがないとは思うけどね。
BRAVE NEW WORLD万歳。
18. 真・マツソガソ
ただ、誰にでもオススメできるかと言われると、そうでもない。
このアルバムの特徴として、まず大作が多いです。10曲中4分台の曲が2、3曲しかないし。
そして、複雑で難解。聴き込めば聴き込むほど新しい発見があります。
が、ややこしいのが苦手な人には聞き込むことすらきついと思われます。
あと、大作が多いので当然ながら収録時間が長い。67分もあります。
いかに名曲が多いとはいっても聞き終わった後は正直少し疲れます。
以上の理由で長い曲や大作が苦手な人は買わないほうがいいと思います。
でも、それが好きな人にはぜひとも買っていただきたい。
音質も個人的には過去最高の出来だと思います。あのスネアの音が個人的にはツボです。
音が軽いという人もいるようですが、メイデンのアルバムで今までヘヴィな音のものがありましたか?
多分なかったと思います。音が軽いのもメイデンらしさの一つということで(笑)。
そして、最後にジャケット。前作、前々作がまるで幻だったかのように素晴らしい。
FEAR OF THE DARK以降は別の人が書いていたんですが、元の人が戻ってきたらしく
これぞエディ!これぞメイデン!と思わせるものになってます。
メンバー写真を見るとみんなオジさんなんですが(ニコにいたってはもはやおじいさん・爆)、
エイドリアンはカッコいい。ブルースも髪は短いほうが似合ってると思います。
最後に一言。
メイデンって、こんなに最高だったんですね。
19. ライキチ
特に私みたいな大作好きな人たちにはたまらないだろうな~。少しもダレテルとは思わなかったな~。個人的には逆にメイデンにはシンプルな曲よりももっと大作志向な曲をいっぱい作ってもらいたかったりもする。
メイデンの音楽にあまり高音質は求めないし・・・。
みんないい年こいたおっちゃんですがかっこ良すぎだゼ!!エイドリアン最高!!
ブルースディッキンソンの声が相変わらずかっこいいし!あ~ライブ行きたかったな~!
20. ぜるる♪
ドラマテイィックに変化するアルバムを通しての流れがGOOD
とにかくライブを意識しまくって作ってるカンジがする
このツアーは最高だったもんなぁ
21. GEORGE
もっとかっこええ曲かけるはず。
ブルースの歌に救われてる。
24. ヤング・ラジオ
26. z-zz
でも硬質な音は好き。
27. STORMBRINGER
全体として大作が多いのがとっつきにくかった理由かもしれません。今考えてみると大作っていうのは聴きこむことによって良さがわかるものなのかもしれませんね。
シングルカットされた「THE WICKER MAN」「OUT OF THE SILENT PLANET」はもちろん、「BRAVE NEW WORLD」「THE MERCENARY」「DREAM OF MIRRORS」「THE NOMAD」は大好きです。そしてその他の曲もけっして聴き劣りのしない名曲で、このアルバムには捨て曲など存在いたしません。
よく「ブルース&エイドリアン復帰の話題性の影に隠れたただの凡作」と言われますが、全然そんなことはなく正真正銘の名盤。アイアンメイデンに駄作なし!!
28. ゆーし
目まぐるしい展開の2.、バラード調から疾走に切り替わる様が鳥肌モノの6.、歌メロの魅力に溢れた9.が特に好き。
29. SCARECROW
自分の中ではかなりの傑作ですけどね。個人的にMAIDENの大作主義は歓迎ですし。
Blood BrothersはMAIDEN史上に残る名作だと思ってます。
確かに全体的にドラマティックさや壮大さが重視され初期の頃のような
スリリングさは薄れてきたかもしれませんが、ブルースの歌唱には説得力が増し
曲自体からも貫禄がにじみ出ています。
これが現在のMAIDENの形だという気がします。